全部違うたけのこの味!

久しぶりの投稿となります。

今回は、もっとも重要な

“たけのこの味”

についてお話ししようとおもいます。

「他のところのたけのこを親族、友人に送ったらいつもの味と違うと言われて、こちらに戻ってきました。」よくお客様からいただく嬉しいお言葉です。

たけのこの味は、栽培方法により全く異なります。京都ではもちろんのこと、当ファームと同じ長岡京市で栽培されたものでさえも大きく異なります。

私も1人のたけのこ愛好家として、今年、京都のたけのこ、複数周り購入しました。

ラーメン屋の方が他のラーメン屋さんに食べに行くみたいな感じですね。

同じ長岡京、八幡、洛西、大江塚原と買いましたね。

たけのこ買ってきてすぐに茹で、茹でたてをそのまま食べてみました。

ここからわかった当ファームのたけのこの特徴は、旨みや程よい苦味などを含めたたけのこ本来の味が非常に強いということです。また、甘みも多く感じます。

お刺身でたけのこ本来の持つ味を楽しむのにピッタリだとおもいました。

煮物にする場合は、薄味でたけのこの味を感じてください。

他のたけのこはと言いますと、評判高い大江塚原のたけのこは、もちろん美味しく、たけのこの味はいい意味で軽く、非常に爽やかで、甘みも多く感じました。

その他のたけのこの中には、見た目は、真っ白で非常に綺麗で、えぐみはほとんどありませんが、たけのこの味はほとんど感じず、水っぽいものもありました。

このようなたけのこも少なくはないですよ。

基本的に甘くて美味しいたけのこは、茹で上がった時に、とうもろこしのようないい香りがします。

毎日たけのこに触れていれば、根本の匂いである程度はわかるようになりますが、お客様にとってはなかなか難しいですよね。

見た目だけでは選ばず、しっかり味をみて自分が好きな美味しいたけのこを見つけて下さいね。

たけのこの味については、どの文献にも記載されておらず、漏れているところだと思いますので、勉強熱心なたけのこ農家の方、ぜひ一緒に味について勉強しましょう!

これからも年中手入れを欠かさず、大切に育てていきます。

また、来年もよろしくお願い致します。

おすすめの時期は、ソメイヨシノの桜が散り始める頃です。一年でもっとも美味しいたけのこが食べられますよ。

いせき筍ファーム

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