『ガ』による食害

京都新聞や毎日新聞でも報じられたように、外来種「シナチクノメイガ」による竹林の食害が各地で問題になっています。
当ファームの竹も例外ではなく、被害を受けています。

シナチクノメイガは竹の中腹付近の笹葉を集中的に食害し、枯らしてしまいます。ただし、上部までは進まず、被害は限定的に見える部分もあります。

当ファームでは3年前から「芯止め(竹の先端を折り、林内に光を入れる管理)」を最下枝から18段目で行ってきました。これは一般的な12,13段残しよりも高めの位置で行う方法で、笹の葉数を多く確保できるため、今回の食害もやや軽減されているように感じています 。

それでも食害の影響は残り、来春のたけのこは残された葉の力にかかっています。収量の見通しは不透明ですが、秋から冬にかけて敷き藁や土入れをしっかり行い、少しでも筍が元気に出てきてくれるよう祈りながら管理を続けます。

「たけのこさん、また来年も顔を出しておくれ」――そんな思いで日々竹林に向き合っていす。

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